豊橋技術科学大学と豊橋市大岩町の超音波応用機器開発製造「本多電子」が共同開発した「細胞三次元観察用超音波顕微鏡」が、「第10回ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞した。
超音波の反射によって細胞を立体的に観察する仕組みだ。細胞を傷つけたり染色したりすることなく、生きた細胞の内部構造の変化や弾性分布などを連続して確認できる世界初の装置という。 細胞の健全性や分化状況を観察、評価し、がん細胞に対する抗がん剤の効果を生きた細胞のまま観察できる。再生医療や創薬分野などで活躍できる技術であることが評価された。
3月25日に首相官邸で授賞式があり、同大学ダイバーシティ推進センターの吉田祥子特任教授や本多電子研究部の小林和人部長らが出席し、表彰を受けた。
吉田特任教授は「新型コロナウイルスの症状の一つの脳の過剰な炎症のメカニズム研究や治療薬の開発に使えるほか、がん細胞を迅速に術中診断できる。今後も共同で技術開発を進めていきたい」と語った。
共同研究は2002年にスタート。第1号顕微鏡が05年に完成した。23年に細胞の三次元超音波観察の事例を事業成果として発表している。
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