豊橋技科大と本多電子が開発の超音波顕微鏡がものづくり日本大賞で経産大臣賞

2026/04/09 00:00(公開)
右から3人目が吉田特任教授、5人目が小林部長=首相官邸で(いずれも提供)
右から3人目が吉田特任教授、5人目が小林部長=首相官邸で(いずれも提供)

 豊橋技術科学大学と豊橋市大岩町の超音波応用機器開発製造「本多電子」が共同開発した「細胞三次元観察用超音波顕微鏡」が、「第10回ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞した。

細胞三次元観察用超音波顕微鏡
細胞三次元観察用超音波顕微鏡

 超音波の反射によって細胞を立体的に観察する仕組みだ。細胞を傷つけたり染色したりすることなく、生きた細胞の内部構造の変化や弾性分布などを連続して確認できる世界初の装置という。 細胞の健全性や分化状況を観察、評価し、がん細胞に対する抗がん剤の効果を生きた細胞のまま観察できる。再生医療や創薬分野などで活躍できる技術であることが評価された。

 

 3月25日に首相官邸で授賞式があり、同大学ダイバーシティ推進センターの吉田祥子特任教授や本多電子研究部の小林和人部長らが出席し、表彰を受けた。

 

 吉田特任教授は「新型コロナウイルスの症状の一つの脳の過剰な炎症のメカニズム研究や治療薬の開発に使えるほか、がん細胞を迅速に術中診断できる。今後も共同で技術開発を進めていきたい」と語った。

 

 共同研究は2002年にスタート。第1号顕微鏡が05年に完成した。23年に細胞の三次元超音波観察の事例を事業成果として発表している。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

最新記事

日付で探す

さわらび会 住まいLOVE不動産 光生会 蒲郡信用金庫 虹の森 藤城建設
東三河に特化した転職サポート ひとtoひと hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国