新城市で「100万本の桜プロジェクト」を展開した松井章泰さんが、秋のさくらまつりを10年ぶりに計画した。桜淵公園で11月15日に開く。「樹木を管理する『さくら守』の同窓会となる。楽しみです」と心待ちにしている。
プロジェクトは2007年度から始まった。同市富岡の東名高速新城パーキングエリア近くに河津桜を植樹したことからスタートし、新東名高速道路などののり面や湯谷温泉などに植樹を続けた。
秋のさくらまつりは08年から開き、樹木医による手入れの仕方や、桜の樹皮の洗浄などを指導した。「さくら守」の養成を続け、市内だけでなく豊橋市や蒲郡市にも賛同者が増えて桜名所づくりに取り組む人に継承された。16年11月20日を最後としていた。
10年ぶりの開催を決めたのは、公園内の桜の維持管理と、保全する気持ちを分かち合う機会を設けるためだ。「樹木だけでなく『さくら守』の人も年を重ねている。一緒に作業して今後を考えたい」と話した。
新城市主催の「新城さくらまつり」では3月29日にガイドを務めた。園内各所を巡り、山桜とヒガンザクラの違いを説明した。「桜は花見を楽しむのはもちろんですが、保全まで考える『めでる人』を増やしていきたい」と話した。
11月15日の開催には1000人以上に参加を呼び掛ける。電線工事業者に高所作業車の提供を要請して手入れを展開するという。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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