いよいよ大みそか-。広島そして、真珠湾慰霊で日米の怨念は消え、温かく年が過ぎて行く。来る年は週の初め、日曜日からスタートする。区切りのよい2017年。よい年にしたい。日ごろ行かない寺社へ出かけるのも一興か。鐘つき、初詣でにぎわう、地域のパワースポットを紹介しよう。
鐘つき
参画薬師寺(豊橋市牛川薬師町)
鐘つきは午後11時45分から、随時打ち鳴らすことができる。甘酒・お茶も用意している。
▽正宗寺(同市嵩山町)
鐘つきは午後11時半ごろから始まり、甘酒接待もある。
▽龍拈寺(同市新吉町)
午後11時45分ごろから祈とう、午前0時に住職が大鐘つきを披露。読経をバックに参拝者が順次ついていく。年越しうどんの接待もある。
▽歓喜寺(同市横須賀町)
鐘つきは午後11時半から始まり、壇信徒や地域住民が参加。子どもたちにお菓子を配る。
▽江福院(同市大崎町)
地域住民らが訪れて午後11時45分、最初に住職、続いて参拝者が鐘をつく。甘酒接待のほか、先着200人にお菓子も配る。
▽豊橋別院(同市花園町)
午後11時40分ごろから地域住民、ボーイスカウト豊橋第8団の隊員たちが中心になって鐘つきをする。
▽全久院(同市東郷町)
午前0時から住職、参拝者の順でつく。有志による甘酒、お汁粉接待もある。
▽西光寺(同市大手町)
地域住民や壇信徒らが参加して、午後11時半に始まる。永平寺に伝わるというショウガ湯が振舞われる。
▽春興院(同市石巻本町)
近隣住民や壇信徒らが参加して、午後11時45分ごろから鐘をつく。お菓子を用意している。
▽普仙寺(同市牟呂中村町)
午後11時半ごろから始まり、鐘つき後にミカンを配る。
▽財賀寺(豊川市財賀町)
夜は国重文の仁王像をライトアップ。午後11時半から鐘つきが始まる。大晦日から元日は甘酒接待。3日午前10時から鏡餅を切って無料配布。同日2時からは、市無形文化財「お田植えまつり」を披露。
▽西明寺(同市八幡町)
午後11時半過ぎ、住職を先頭に鐘をつく。甘酒接待がある。
▽弘法山金剛寺(蒲郡市三谷町)
午後11時45分から受け付けて午前0時に鐘つきを始める。先立って11時から甘酒も振舞われる。
▽勝楽寺(新城市川路)
日本史に名高い設楽原決戦ゆかりの古さつ。今年も午後11時40分ごろから鐘つきが始まる。
▽鳳来寺(同市門谷)
午後11時ごろから鐘楼で鐘つき。3日午前10時からは田楽堂で国重文「鳳来寺田楽」が奉納される。
▽潮音寺(田原市福江町)
午後11時から整理券108枚を配布。同11時40分からつきはじめる。甘酒、年越しそばなど用意し、整理券がない人にも振る舞う。
初詣
▽安久美神戸神明社(豊橋市八町通3)
31日午後10時から大かがり火。元日午前0時から初祈とう、同10時から特別祈とう(要予約)。1~3日お神酒・甘酒・焼いも接待。31日午後11時~1日午後3時にラーメン・串焼きの奉賛屋台が出店。
▽東田神明宮(同市御園町)
31日午後11時ごろから大かがり火をたき、先着1000人に福銭を進呈する。元日午前0時からお神酒やぜんざい、甘酒の接待があり、同0時15分から初祈とう。
▽吉田神社(同市関屋町)
31日午後11時45分にかがり火をたき、午前0時から初祈とう。合わせて甘酒を振る舞う。
▽牟呂八幡宮(同市牟呂町)
31日午後11時ごろからかがり火。元日午前6時から「歳旦祭」。3が日はお神酒と甘酒接待。縁起物の熊手(くまで)や願掛け鈴も販売する。
▽羽田八幡宮(同市花田町)
31日午後11時ごろからかがり火をたき、元日午前0時から甘酒接待。破魔矢、お守りなどの販売がある。また元日は先着350人に干支の小皿を進呈。
▽御幸神社(同市西幸町)元日午前0時からの初詣で、甘酒接待ほかミカンを配る。4日午後2時からは国指定重文「花祭」を披露し、豊根村村長も踊りに加わる。
▽伏見いなり(同市大岩町)
かがり火をたき、午前0時に灯籠(とうろう)を掲げる。同2時ごろまで甘酒接待。
▽妙厳寺(豊川市豊川町)=豊川稲荷
大みそかは午後11時45分に総門を開き、除夜の鐘をまちなかに響かせる。初祈とうは午前5時から午後4時まで受け付ける。
▽豊川進雄神社(同市豊川西町)
元日午前0時からの「新年祭」に合わせてかがり火をたき、お神酒で接待。7日には午前10時から「七草がゆ」約2000食を振る舞う。
▽砥鹿神社(同市一宮町)
かがり火をたいて元日午前0時、新年を告げる「報鼓」に合わせて甘酒接待。「地つき」の奉納披露もある。
▽八百富神社(蒲郡市竹島)
元日午前0時から橋を渡った先のたもとで、記念品引き換え券を進呈(参拝後に橋の手前の遥拝所でもらえる)。午前0時から竹島本殿前の休憩所で甘酒接待。
(藤田彰彦)