御津で園児が田植え

2017/05/30 00:00(公開)
手足を泥にまみれながら、新緑の苗を植える子どもたち=豊川市御津町で
 豊川市御津町のみと保育園(澤田元園長)の年長児14人と、御津南部保育園(石野昌子園長)の年長児20人が29日、同町御馬の水田で田植え作業を体験した。
 渡辺裕彦さん(64)が所有する1200平方㍍の水田の一画で、子どもたちは手足を泥にまみれながら、新緑の苗を1本ずつ植えた。苗が横一線に並ぶように丁寧に植え、最後は泥んこの姿で記念撮影を楽しんだ。
 秋には稲刈りを体験し、収穫した稲は米に加工され、各園の給食で玄米やおにぎりとして振る舞われる。みと保育園が17年前から続ける行事で、4年前から近隣の御津南部保育園にも呼び掛けて合同で行っている。
 渡辺さんは「泥んこになれる経験はなかなかない。月1回は散歩で来て、苗の成長を見てほしい」と期待した。
(由本裕貴)
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