豊川市が0~2歳児の受け入れ強化 園の改修進め10年間で定員を16%増やす

2026/06/23 00:00(公開)
昨年度、園舎を建て替えて0~2歳児の受け入れ数を増やした麻生田保育園
昨年度、園舎を建て替えて0~2歳児の受け入れ数を増やした麻生田保育園

 豊川市は、保育ニーズが年々高まっている0~2歳児の受け入れ園児数を増やすため、保育園・こども園などの建て替えや改修を進めている。近年は毎年のように行っており、成果が着実に出ている。

 

 2016~25年度の実績をみると、主に0~2歳児を対象にする小規模保育事業所を含めると16園で建て替えや改修を行った。ここ数年では、23年度は小坂井東と三蔵子保育園、24年度はこざかいこども園、25年度は麻生田保育園で実施した。この10年間に0~2歳児の受け入れ人数は273人増えた。うち0歳児は定員を58人増やした。26年度以降も睦美、平尾、牛久保の3園の改修や建て替えを予定しており、29年度までに0~2歳児の受け入れ数は、さらに39人増える予定となっている。

 

 市内には保育園は45カ所、こども園は8カ所ある。小規模園を除くとすでに改修・建て替えが終わった園と、今後行う園はあわせて16園になり、全体の約3割の園を整備したことになる。

 

 今年度は、睦美保育園の建て替えを計画している。市は8億円余の予算を計上した。小さい金額ではないが、子育てがしやすいまちの実現のために予算の投入を続けている。

 

 今年4月1日現在の市内の0~2歳児の定員は1658人で、この10年で16%増えた。少子化が進んでおり、子どもの数は減っているものの、共働きが当たり前の時代になっており、0~2歳児の保育ニーズが増えている。

 

 豊川では今年度は、0~2歳児で保育園の入所希望者494人のうち、188人が希望する園に入れず、別の園になったが、待機園児はいなかった。今後は予定する3園の整備を終えると、一区切りがつくとみられる。

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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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