路線価 全国平均2年連続上昇

2017/07/04 00:00(公開)
 3日公表された2017(平成29)年分の路線価によると、全国約32万5000地点の標準宅地の対前年平均変動比率は0・4%となり、昨年に続いて上昇した。愛知県も1・2%の上昇。東三河の最高路線価は、豊橋駅東口の豊橋市広小路1丁目(駅前通り)で、1平方㍍当たり40万円で横ばい。名古屋市を除く同県でトップだった。
 路線価は相続税や贈与税の算定基準となり、1月1日を評価時点とする。愛知、岐阜、三重、静岡の東海4県では、愛知県を除く他3県が下落となり、4県の平均は上昇から横ばいとなった。
 最高路線価トップは、13年連続で名古屋市中村区名駅1丁目。4・8%上昇の1平方㍍当たり880万円だった。
 愛知県の名古屋市を除いた税務署ごとの最高路線価では、豊橋のほか、豊田なども横ばいで、岡崎、一宮、刈谷は上昇した。新城は下落が続いている。
 新城の最高路線価は新城市宮ノ後で、5・7%下落の6万6000円だった。
 17年分の路線価は、国税庁ホームページで公開されている。
(中村晋也)
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