全国菓子博で農水大臣賞の「ゆたかおこし」など3品受賞

2017/07/19 00:00(公開)
佐原市長に菓子博品評会の受賞を報告した豊橋生菓子組合の組合員=豊橋市役所で(市提供)
 三重県伊勢市で開催された「全国菓子大博覧会・三重(お伊勢さん菓子博2017)」(4月21~5月14日)の品評会一般菓子機関賞で、農林水産大臣賞などを受賞した豊橋生菓子組合の組合員が18日、豊橋市役所を訪れ、佐原光一市長に喜びを報告した。
 受賞したのは、農水大臣賞が若松園(同市札木町)の和菓子「ゆたかおこし」▽観光庁長官賞が菓匠華月(大岩町)の洋菓子「うずらプリン」▽金菓賞がお亀堂(南小池町)の和菓子「もっちりあん巻き」-の3商品。
 4年に1回開催されている菓子博の品評会には、全国の菓子店から市販の和菓子、洋菓子、米菓など2000品余りが出品された。
 ゆたかおこしは1928(昭和3)年、天皇陛下即位の折、献上菓として誕生。若松園の山田享司代表取締役は「光栄で、もち米や黄な粉など自然の素材で優しい味わいが評価されたのでは」と話した。
 うずらプリンは、豊橋特産のウズラ卵を使用。華月の渡邊喜則店主は「ニワトリの卵と違い、ウズラの卵は生クリームと分離しやすいが、均一に混じり合わせている点が評価されたと思う。とてもうれしいです」と述べた。
 もっちりあん巻きは、県産と青森産の小麦粉をブレンドするなどして独特のもっちりとした食感が特徴。こしあんなど5種類の味がある。お亀堂の石川行人専務取締役は「試行錯誤し、他にはない味と食感を実現、地道にやってきたことが認められたと思う」と感想を話した。
 佐原市長は受賞を祝い、「新たな生菓子も考案してもらえれば」と期待を寄せていた。
(中村晋也)
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