昨年11月に蒲郡市の竹島園地で開催されたファッションイベント「ガマラブフェス」の会場に設置された、ベンチ兼フォトスポット「KAWAII細胞」が14日、同市港町の市生命の海科学館に再設置された。
ベンチは、蒲郡の地場産業であるロープの魅力発信と、アップサイクルによる循環型経済への関心につなげるため、豊橋技術科学大学建築・都市システム学系の藤田大輔教授ゼミの学生が市と連携して制作した。
学生が自ら染めた色鮮やかなロープやカーテン、ガーゼなどの端材をパイプ状の骨組みに渡してベンチにし、繊維が持つ「素材感」や「繊細さ」を体感できる構造にした。フェス当日は、大勢の若者や親子が腰掛けて休憩したり、記念撮影したりして人気を集めた。
今回は、イベントに参加できなかった人や科学館の来館者に、ベンチに座って繊維の魅力に触れてもらうとともに、館内の展示をゆったり眺められる空間を提供しようと企画された。
14日はゼミ生をはじめ、藤田教授や市職員が協力し、ロープなどの端材を骨組みに渡し、最大約10人が座れるベンチを組み立てた後、同館3階の科学ひろばの一角に設置した。
市産業政策課の吉見健児さんは「フェスに来られなかった人も、ベンチに座って繊維の良さや制作に携わった学生の思い知ってもらったらうれしい」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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