30年ぶりとなる豊川用水の異常渇水。冬季の水不足は、解消が見通せないでいる。影響を受ける現場から報告する。
【第1回】土壌乾燥でキャベツに忍び寄る異変 農家が語る現状と広がる危惧
【第2回】黄砂の季節も極限まで節水 展示車汚れても「今は我慢」
【第3回】地下水と下水の再利用で挑む渇水 のんほいパーク知恵の運用
【第4回】消火栓での放水訓練自粛 対応に追われる東三河の消防当局
【第5回】語り継がれる「雨乞い」伝説 水を求めた先人たちの祈り
【第7回】水不足でキクラゲ生産がピンチ
深刻な水不足を受け、東三河の民間事業者も率先して節水に協力している。こうした中、車買い取り、査定サービス「アップル」の東三河エリア各店では、黄砂などの飛散で車体の汚れが目立ちやすい時季にもかかわらず、極力水を使わずに車体を美化するなど、節水に積極的に取り組んでいる。
蒲郡市竹谷町の大通りに面した蒲郡店では、宇連ダムの貯水率が低下した1月頃から、高圧洗浄機の使用を自粛し、ガラスを拭く程度にとどめて水の使用を抑えてきた。現在は商品車や展示車両の洗車に加え、定期的に行っていた店舗ガラスへの水まきも完全に控えている。
竹田裕一店長は「自分の車も洗いたいが洗えない。店の看板である展示車両が黄砂などで汚れたままなのは心苦しい」と胸中を明かす。洗浄できないことへの影響については、「確実と言えないが、オートオークションでの評価が少し下がってしまう可能性もあります」と語る。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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