災害用折り畳み自転車寄贈 豊川市へJAひまわり

2017/09/05 00:00(公開)
権田組合長㊨から折り畳み自転車の寄贈を受けた山脇市長=豊川市役所で
 豊川市のJAひまわり(権田晃範組合長)は4日、災害対策の一環で、豊川市に折り畳み自転車100台を寄贈した。市内の全36小中学校などに配備され、災害時に避難所と災害対策本部をつなぐ連絡手段として活用する。
 寄贈したのは、ノーパンク20インチ折り畳み自転車。市内の小中学校に1校あたり2~3台をはじめ、教育委員会に1台、市役所に5台の合計100台を贈った。
 発災時、狭い道路ではブロック塀の倒壊などで自動車が通行できなくなる恐れがあり、電話も通じにくくなる事態が想定されることから、自転車は避難所となる学校と災害対策本部などとの貴重な連絡手段として期待される。タイヤには特殊なウレタン素材が入っており、釘などを踏んでもパンクしない構造となっている。
 同JAが全国共済農業協同組合連合会(JA共済)から受けた地域活性化を目的とした助成金250万円をあてた。権田組合長は「自然災害はいつ起きるか分からない。少しでも機敏な対応が求められる。万が一に備えてほしい」と話した。6年前にはJA共済からの助成金で青パト車両や電光掲示板の寄贈も行っている。
 教育委員会は今月中旬から各校に配備する予定で、目録を受け取った山脇実市長は「長く使えるように、しっかり管理しなくてはならない」と話した。
(由本裕貴)
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