不審火続き警戒強める

2017/09/12 00:02(公開)
市内で8月から発生している不審火
 豊橋市内で8月からおよそ1カ月の間に枯れ草などが燃える10件の不審火が相次いでいる。豊橋署は現場周辺に火の気がないことから、連続放火の可能性もあるとみて、警戒を強めている。
 9月10日午後3時6分ごろ、同市老津町の竹やぶから出火し、約10平方㍍を焼失。火は約20分後に鎮火し、けが人はなかった。
 市内では、8月8日午後4時10分ごろ、雲谷町の川の土手で枯れ草0・5平方㍍が燃えたのをはじめ、15日に老津町の堤防のり面約24平方㍍、20日には若松町で空き地の枯れ草420平方㍍、さらに27日、船渡町の雑木林枯れ草1375平方㍍が燃えるなど不審火が相次いだ。
 多くは、空き地や河川のり面などの枯れ草が燃える火事だが、今月2日、畑ケ田町ではビニールハウスの一部約12平方㍍、8日夜には浪ノ上町のアパート駐輪場で使わなくなった自転車に立てかけられていた所有者不明の傘1本が燃えた。
 いずれも、近隣住人らが気づいて119番通報し、けが人はなかった。
 発生は火曜日、または週末の昼間が多く、住宅が周囲にないなど共通点があることから豊橋署は同一犯の可能性があるとみている。
 特に、梅田川から南側では7件が発生し、同市南消防署や地元消防団が河川敷を中心にパトロールを増やすなど警戒体制を強化している。
 豊橋署は「玄関や家の周囲に本や段ボールなど燃えやすいものを置かず、日頃、見かけない人や車がいておかしいと思ったら、迷わず通報してほしい」と注意を呼び掛けている。
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