豊橋市が板前の伊藤さんを独へ派遣

2017/09/22 00:00(公開)
約1カ月間ドイツで日本食の腕を振るう伊藤さん㊧=豊橋市役所で
 本物の日本食をドイツ人に味わってもらおうと、豊橋市は約1カ月間、料理人の伊藤武さん(62)=同市向草間町=をパートナーシティのドイツ・ヴォルフスブルグ市へ派遣する。伊藤さんは21日、市役所を訪れ、佐原光一市長に意気込みを語った。
 両市は、自動車メーカー「フォルクスワーゲン」の本社と日本本社がある縁などから、教育や文化、スポーツなどで交流を深めているほか、豊橋市は、2020年の東京五輪・パラリンピックでドイツのホストタウンに登録されている。
 派遣はヴォルフスブルグ市側からの要請で実現し、期間は26日~10月26日。伊藤さんは世界各国の自動車メーカーの社員や市民らが訪れるフォルクスワーゲン敷地内のテーマパーク「アウトシュタット」にある高級レストランでドイツ人シェフたちと共に懐石料理を振る舞う。
 高級料亭やホテルなどで研さんを重ね、板前歴44年の伊藤さんにとっても初の試み。「香辛料など味がきついものを食べているドイツ人には抵抗感があるかもしれないが、日本を代表する料理を提供し、おいしく食べていただきたい」と意欲をみせている。
(飯塚雪)
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