田原で実業団対抗駅伝 トヨタが中部4連覇

2017/11/20 00:00(公開)
スタートする1区の選手たち=田原市伊良湖町で
 元日、実業団日本一を決めるニューイヤー駅伝の出場権を懸けた「第57回中部・第47回北陸実業団対抗駅伝競走大会(中部・北陸両実業団陸上競技連盟主催)は19日、田原市伊良湖町の伊良湖港から同市街地のはなとき通りまでの7区間(83・5㌔)をコース行われ、地元トヨタ自動車(A)が4時間5分35の大会新で総合優勝を果たし、4連覇(中部)を飾った。北陸はYKKが優勝した。
 中部北陸合わせて実業団13チームが出場。上位チームがニューイヤーへの出場権利を獲得する。
 2位に約3分差と、今年も快勝だった“トヨタ劇場”。区間賞4人、うち区間新が1人と盤石のレース運び。中盤から終盤にかけて独走状態を築き、後続を寄せ付けなかった。
 トヨタの佐藤敏信監督は、優勝インタビューで声援に感謝しながら「まだまだ課題は多い。われわれの最大目標はニューイヤー駅伝の王座奪還。ここを通過点として、しっかり気を引き締めていきたい」。最終アンカーとしてフィニッシュした時習館高校出身の山本修平選手は「皆さんの応援のおかげで、自分の力を出し切ることができました。ニューイヤーに向けて、まだまだ力をつけていきたい」と次を見据えた。
 総合順位は次の通り。
【中部】①トヨタ自動車(A)②愛三工業③トヨタ紡織④トーエネック⑤NTN⑥中央発條⑦愛知製鋼⑧御殿場滝ケ原自衛隊⑨三菱自動車岡崎⑩トヨタ自動車(B・オープン)
【北陸】①YKK②セキノ興産③高田自衛隊
【学生、高校選抜】①皇學館大学②東三河③名古屋南北④西三河⑤尾張
(千葉敬也)
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