新城で県内初のセブンイレブン移動販売開始

2018/05/31 00:00(公開)
買い物に来た人たちに応対する近藤さん=新城市池場で
 車を運転できないなど買い物が困難な人たちを支援しようとコンビニチェーンの「セブン-イレブンジャパン」は30日、県内初となる移動販売車を新城市内の店舗に導入した。店で取り扱う飲食物のほか台所用洗剤など日用品を載せて出張販売していく。
 移動販売を行う店舗は同市稲木のセブン-イレブン新城バイパス店。オーナーの近藤寿仁さん(40)が導入しようと準備を進めてきた。
 販売車は軽トラックで荷台部分に冷蔵庫や冷凍庫を備え、おにぎりやサンドイッチ、アイスクリームなどの食料品、洗剤やボックスティッシュなど日用品など150種類を載せる。
 同店では市東部の池場地内で週2回販売していくことにした。同所は東栄町境の山間部に位置し、麓の川合や名号など車を使わないと買い物できない地区となっている。
 この日、午前11時すぎ、池場地区では5人が訪れて買い物をした。夫の介護をしている女性(85)は月に2回、息子が帰省して買い物に出かけていたという。「車を運転できないため、来てくれて助かります」と話した。
 近藤さんは「買い物できない人たちが満足してもらえるようにしていきたい」と語った。今後は出向く場所や回数なども変更していくという。
(安藤聡)
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