実りの秋を実感 豊川の外国人児童がイモ掘り

2018/10/17 00:00(公開)
大きなサツマイモを協力して掘り出す外国人児童ら=豊川市御津町で
 豊川市内に定住する外国人児童らが利用する文科省委託事業「こぎつね教室」が16日、御津町上佐脇の畑で恒例のサツマイモ堀りを体験した。
 御津町の農家らでなる「ノーコン会」(鈴木治会長)所有の畑で、6月に植えていたサツマイモの種が成長。ブラジル、ネパール、インドネシア国籍の児童5人が軍手をはめ、土の中から伸びたツルを引っ張り、イモを掘り出した。安納芋(いも)や紅あずまと種類によって形や色も異なり、ノーコン会のメンバーとも協力して約150㌔分のイモを収穫した。
 収穫後は焼いたイモやトウモロコシを仲良くほおばり、こぎつね教室に通う友達にプレゼントしようとイモを持ち帰った。インドネシアから来た青山リズキ君(13)は「自分が植えたイモが大きくなってうれしい」と笑顔で話した。
(由本裕貴)
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