平成24年度から全国の中学校で、武道の授業が必修になりました。豊橋市内の中学校でも多くの生徒が、教育目標である「伝統と文化を尊重する」「体力を養い、心身の調和的発達を図る」を授業で学んでいます。
教育委員会・学校現場も初めてのことで、初期の段階では学外者が講師または指導補助という形で授業を行ってきました。
私も縁あってお声掛けいただき、初年度から昨年度まで11年間ずっと指導しています。武道の授業も黎明期から過渡期を迎え、学外者による指導補助が必要なくなる中でも途切れず継続している僥倖に感謝しています。
当初は慣れない指導、初めての実技で戸惑いも多く、大変なこともありましたが、学校側のご協力で無事にすすめてこれました。コロナ禍でも授業は、検温しマスクをつけて指導しました。数年前には他校でも指導機会があり、多くの生徒に剣道の理念である「剣の理法の修錬による人間形成の道」を授業で教えています。
学校では数週間の授業が終わると、生徒全員から心のこもったお手紙を毎年いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。これは私の宝物です。
昔から教育現場では学校・家庭・地域の連携が必要であると言われています。
私は授業だけでなく部活動でも部員と一緒に学び、道場では子どもたちと夢を追いかけています。そのような生活の中、気づいた点や学んだことを今後紹介出来ればと考えています。
そしていよいよ部活動の地域移行が始まります。ある調査によると部活動の地域への移行について保護者の3割が「知っている」と回答。また「学校での活動が望ましい」( 11.7%)、「どちらかというと学校での活動が望ましい」(24.3%)など保護者の3分の1以上が学校での活動が望ましいと考えている、という結果です。知恵を出し、柔軟性をもって取り組んでいければと考えています。決して最近流行の“めんどくさい”や“やばい”でうやむやにならないようにしたいです。
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