【連載】カゲっちの「今週のフェニックス」〈28〉 リーグ最速でCS進出

2025/04/02 00:00(公開)
ヤンテ・メイテン ⒸSAN-EN NEOPHOENIX

 3月26日のサンロッカーズ渋谷戦は、3点シュート(3P)で先制されると、ミスから速攻を許し9点差を背負ってしまします。立て直しを図って激しい守備からの速攻で得点するとリズムを取り戻して逆転に成功。その後も譲らないシーソーゲームが続きました。終盤まで勝負の行方が見えない展開でしたが、メイテンのインサイド攻撃や吉井の得点で逃げ切り、勝利を収めました。

 

アウェーの京都戦で今季初の連敗

 

 29~30日の京都ハンナリーズ戦の初戦は、序盤にインサイドなどの攻撃から11連続得点を許してしまいます。シュート決定率が上がらない重い展開で15点差とされて第1クオーター(Q)を終えます。第2Qはメイテンのインサイド、激しい守備からの速攻で2点差まで詰めます。前半終了間際に京都の3連続3Pで突き放され、再度14点差とされました。後半は佐々木の先制3Pとメイテンのインサイドで追い上げますが、京都の連続3Pで流れ戻せません。キャプテン佐々木の活躍で2点差まで追い上げますが届かず惜敗でした。

 

 第2戦も序盤からインサイドから得点される重い展開。攻撃エリアを封じるゾーンディフェンスの京都に対し、得点が奪えません。メイテンの連続得点で逆転するも、シーソーゲームに持ち込まれてしまいます。後半は守備のミスから連続9得点を許す展開。ヌワバの豪快なダンクやシュートブロック、佐々木の3Pで追い上げますが、京都に高確率で3Pを決められ万事休す。今季初の連敗を喫しました。

 

 今節はCS出場へ向け土壇場の京都に気迫で押されてしまう時間帯が多かった印象です。CSに向けて成長の伸びしろは多いです。次節のホームゲームからフェニックスらしさで、さらなる飛躍に期待したいです。

 

注目はヤンテ・メイテン

 

 渋谷戦で15得点8リバウンド、京都との初戦は20得点5リバウンドと2ブロック、第2戦は25得点11リバウンドと「ダブル・ダブル」の活躍で試合を作りました。インサイドでの存在感は日増しに大きくなり、チームの大黒柱として活躍が光ります。精神的支柱のメイテン選手へ大きな声援をお願いします。

 

 次節5~6日は豊橋市総合体育館で長崎ヴェルカとの対戦。両チームともにスティールやシュートブロックでトップクラスのアグレッシブな守備が武器です。互いに激しく守り合う展開が予想されます。特にミスからの安易な得点につながるプレーは禁物。試合の鍵を握るでしょう。ホームで圧倒的な勝率を誇るフェニックスに熱い声援をお願いします。バスケットLIVEでも観戦できます。

 

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