設楽町内を疾走 WRC「ラリージャパン」

2022/11/12 00:02(公開)
民家の前を通るラリーカー=いずれも設楽町東納庫で
 世界ラリー選手権(WRC)最終戦の日本ラウンド「ラリージャパン」は2日目の11日、設楽町と豊田市内を会場とするSS(スペシャルステージ)があった。設楽町内では小中学生や町内外のファンが観戦した。
 サーキット場ではなく公道を使ってタイムを競う。タイムを計測するSSをリエゾン(移動区間)でつなぎ、積算タイムで争う。
 豊田市稲武地区をスタートし、設楽町面ノ木を経由して東納庫をゴールとするのが延長22㌔の「SS設楽町」。午前9時すぎ、ゴール近くの観覧エリアには名倉、田口、田峯の3小学校児童が訪れた。大きなエンジン音をとどろかせて疾走するラリーカーに向かい、子どもたちは赤い旗を振って応援した。名倉小6年の伊藤輝さんは「すごい音で走る姿は迫力があった」と話した。
 WRCが日本で開かれたのは2010年以来12年ぶり。豊田市から訪れた男性会社員(49)は、過去の日本開催時に都内であったデモンストレーションを見に行ったという。「世界を舞台に活躍する選手のブレーキングなどが確認できた。こんなに間近で見られて感激しました」と感想を語った。
 一方、「SS伊勢神トンネル」で競技車両が炎上する事故があった。このため、設楽町の西納庫駒ヶ原を走る「SS稲武ダム」は午前中の計測は中止した。
 12日は新城市作手の鬼久保ふれあい広場をスタートする「SS新城」がある。
【安藤聡】
旗を振って応援する名倉小児童
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