WRCラリージャパン「SS新城」

2022/11/13 00:00(公開)
ラリーカーを撮影する観覧客=新城市で
 世界ラリー選手権(WRC)最終戦の日本ラウンド「ラリージャパン」は3日目の12日、新城市作手鬼久保ふれあい広場をスタートする「SS(スペシャルステージ)新城」があった。国内戦「新城ラリー」会場にもなっており、大勢のファンが訪れた。移動区間(リエゾン)では田園風景が広がる作手路をラリーカーが駆け抜けた。
 SS新城は広場をスタートして本宮山スカイラインを通る7・08㌔区間。最高峰「RC1」クラスの走りを見ようと1000人以上が訪れた。スタート地点近くでは、エンジンを始動させ爆音とともに出発する車を見守り、スピードを調節してコーナーを曲がる車を撮影していた。
 市内では2004年に中部近畿ラリー選手権「新城ラリー」として始まった。国の「地方再生計画」第1号認定事業。07年に全日本選手権に昇格した。鬼久保ふれあい広場は16年からサテライト会場で、新型コロナウイルス禍で20~22年は無観客だった。
 作手地区に住み、自ら車を整備してドライブを楽しむ男性(59)は「世界最高峰の走りを間近で見られるのは特別。コロナ以来、こんなに大勢の人が来ることはなかった。来年も開催してほしい」と話した。
 作手地区には給油場所も設けられ、ラリーカーが国道301号を走った。作手支所前交差点では信号待ちする勝田貴元選手が車から手を出してファンの声援に応えた。
【安藤聡】
窓から手を出して声援に応える勝田選手
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 藤城建設 光生会 虹の森 さわらび会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国