フェニックスがホーム豊橋で連勝 茨城に今季初の100点ゲーム

2024/10/27 22:51(公開)
今季最多得点の吉井選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は27日、ホームの豊橋市総合体育館での第5節で茨城ロボッツと対戦、100対89で下した。今季初の100点ゲームで4連勝を飾った。

 

 第1戦は87対73で逆転勝利を収めた三遠は、序盤から一進一退の攻防が続く。第1クオーター(Q)はデイビッド・ヌワバ選手らが内外から得点を重ねる一方で、茨城も素早いパス回しから、長谷川暢選手らがシュートを次々と決め、26対26で終える。

 

 第2Qは、一時9点リードを奪ったが、不用意なファールでフリースローを次々と与え、逆転を許す。だが、残り50秒から吉井裕鷹選手が3Pを決めて追いつき、さらにレイアップを決めて逆転。51対47で試合を折り返した。

 

 第3Qは終始三遠ペース。吉井選手の3Pで勢いに乗ると、ヌワバ選手が10得点と存在感を発揮し、75対64と突き放す。第4Qはデイビッド・ダジンスキーとヤンテ・メイテンの両外国籍選手が得点を重ねた。

 

 ヌワバ選手がチーム最多の22得点、13リバウンドと攻撃陣を引っ張った。吉井選手とダジンスキー選手も21得点で3人が20得点以上を記録した。

攻守で活躍のヌワバ選手

 

 大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「多くのエラーはあったが、昨日の前半と比べて自分たちのスタイルが見えたのは収穫」と話した。今季最多得点をマークした吉井選手について「今まではコーナーでステイしてプレーすることが多かったが、相手との『ずれ』を作る大切さを理解し、スペースを使いながらコート全体でプレーできるようになってきた」と評価した。

 

 吉井選手は「オフェンスリバウンドや3Pを多く許したし、ローテーションがうまくいかない場面があった」と反省した。攻撃では「身長のミスマッチを突くように意識しているが、自分が得意なプレーはまだ見い出せていない」とレベルアップに意欲を見せた。

 

 次節は、今季初の浜松アリーナで昨季王者の広島ドラゴンフライズと11月2~3日に対戦する。

佐々木は6得点11アシストで活躍
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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