小学4年生以下のサッカー大会「二川宿本陣カップ」が先月26~27日、豊橋市総合スポーツ公園かもめ広場で開かれた。大阪府の強豪「DREAM FC」が優勝した。
豊橋市の「アズーリ豊橋SC」主催。市サッカー協会、二川宿本陣まつり実行委員会、東愛知新聞社など後援。有楽製菓、豊橋魚市場、中村青果など地元企業が協賛した。
「この地域のサッカーレベルをもっと上げたい。そのためにも全国各地の強豪チームと地元で交流する場をつくってやりたい」とのアズーリ豊橋SCの小林小林立治代表の思いで大会が始まった。今年で30回目。
関東、東海、関西からチームが参加。全国大会出場経験を持つ強豪チームが多く参加した。東三河枠では、主催のアズーリと「ARTES A.FC」に加え、先日の「サーラカップ東三河大会」で優勝した「ジョイアFC」と準優勝の「ASラランジャ豊川」が参加、総勢20チームで頂点を争った。
大会は初日に5チームごと4ブロックに分かれての予選リーグ。2日目に順位リーグ・順位決定トーナメントがあった。予選から白熱した展開で、素早い攻守の切り替え、一つひとつの球際が激しく粘り強い守備が目立った。全国大会常連チームは、コーチのみが声掛けするのではなく、選手同士が自分たちでコミュニケーションを取っている場面が目立った。仲間を褒める声や、時には厳しい要求も出る。4年生年代で試合中に選手同士で絶やさずコミュニケーションが取れていることが強豪ならではの光景であり、強さだと感じた。
決勝は大阪府の「DREAM FC」と奈良県の「ディアブロッサ高田」が対戦。4対1でDREAMが勝ち、第30回王者に輝いた。東三河のラランジャ豊川が4位入賞した。
閉会式では、上位3チームの表彰に加え、セカンドリーグ優勝チームに敢闘賞を授与。最優秀選手賞には、メダルに加え、ズワイガニ(豊橋魚市場)、豊橋ブランド米「女神のほほえみ」10㌔、スマートフォンホルダーの豪華景品が贈られた。また各チーム1人ずつ優秀選手賞が選ばれ、メダル、ぽんぽこラーメン(山本製粉)、スポーツボトルが、最優秀監督にはマツタケ1㌔(中村青果)、フォールディングチェアが贈られた。参加賞として全選手にブラックサンダー(有楽製菓)、バナナ(中村青果)をプレゼントした。
大会実行委員長の小林代表は「地元の企業に支えられ第30回大会が開催されました。指導者や保護者が育てあげた選手たちが今回もピッチを元気よく走り感動のプレーを見せてくれました。選手たちの今後さらなる飛躍を期待しています」と語った。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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