埼玉のサッカースクールにゲストコーチとして参加した。最後に選手たちへ向けて話したことがある。それは「サッカーを続けてほしい」ということ。
サッカーをやっていると、どうしても「うまくならないと意味がない」とか「プロになれないなら続ける意味があるのか?」と考えてしまう時がある。でも、それは違う。サッカーは、ただうまくなるためだけにやるものじゃない。もっと大事なものを与えてくれるスポーツだ。
まず、仲間とのつながり。サッカーを通じて出会った仲間は、一生の財産になる。苦しい練習を乗り越えた仲間、試合で一緒に戦った仲間、勝って喜びを分かち合った仲間。こうした関係は、サッカーをやめた後もずっと続く。
次に、成長する力。試合でミスをして悔しい思いをすることもある。でも、それを乗り越えてまた挑戦する。この繰り返しが、どんな場面でも諦めない強さを育てる。サッカーをやっていると、自然と「どうすればもっと良くなるか?」と考える癖がつく。それは、人生のどんな場面でも役立つ考え方だ。
そして、サッカーそのものの楽しさ。うまくなることも楽しいけど、それだけじゃない。友達とボールを蹴る楽しさ、ゴールを決めたときの喜び、いいプレーができたときの気持ちよさ。こうした「純粋な楽しさ」を感じられる時間が、何よりも貴重。
私自身、Jリーグで戦力外を経験したとき、一度は「もうサッカーはやめようかな」と思ったことがある。でも、それでもボールを蹴る楽しさが忘れられなくて、今また新しい形で挑戦を続けている。サッカーを続けていたからこそ、新しい道が開けた。だからこそ、「プロになれないからやめる」とか「うまくないからやめる」とか、そんな理由でサッカーを手放してほしくない。
うまいかどうかなんて関係ない。サッカーを続けることで得られるものは、プレーのレベルに関係なく、誰にでもある。だから、どんな形でもいい。楽しみながら、サッカーやスポーツを続けてほしい。
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