新城PA下り線のトイレが新しく木造に

2023/12/01 00:00(公開)
木造となった新トイレ棟=東名高速新城PA下り線で
 新城市富岡の東名高速新城パーキングエリア(PA)下り線のトイレ棟が、木造で生まれ変わる。中日本高速道路浜松保全・サービスセンターが工事を進めており、今月中に供用開始する。
 センターが管轄する東名高速浜松インターチェンジ(IC)―豊川ICと新東名高速新静岡IC―新城ICには休憩施設が9カ所あるが、トイレが木造となるのは初めて。
 更新時期を迎え、改装していた。従来は鉄筋コンクリート製だったが「木のぬくもりに包まれる安らぎの空間」をコンセプトに、2021年9月から工事を進めている。
 床面積は222平方㍍、天井高は3・5㍍で広さと高さが増した。柱や外装、内装に三河材を採用した。男性用は個室にサニタリーボックスを置いた。トラック運転手の利用が多いことから歯磨き専用洗面台も設けた。女性用は個室が14室で9室増。洗面台近くにはパウダーコーナーを新設した。
 出入り口には馬防柵をイメージした欄間も設け、長篠・設楽原の戦いがあった場所であることをPRする。
 11月29日に視察した下江洋行市長が、出入り口に定礎板をはめ「地元の木材を活用してくれてありがたい」と感謝した。。
 浜松保全・サービスセンターによると、上り線トイレも木造にする。来夏の完成を目指している。
【安藤聡】
新設されたパウダーコーナー
定礎板をはめる下江市長
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