花王豊橋工場の次世代新倉庫が最優秀 豊橋商議所の環境経営賞 自動化とリサイクル性が評価

2026/03/18 00:00(公開)
ロボットなどで完全自動化した新倉庫=花王豊橋工場で
ロボットなどで完全自動化した新倉庫=花王豊橋工場で

 豊橋商工会議所は、環境対策や技術革新に取り組む企業を顕彰する「第14回環境経営賞」の最優秀賞に花王豊橋工場(同市明海町)の循環型社会に貢献する次世代倉庫事業を選んだ。倉庫業務の完全自動化や効率化、廃ペットボトル由来のアスファルト改質剤を活用するなどした環境負荷低減や循環型社会の形成へ向けた取り組みを評価した。

 

 2023年3月に完成した次世代新倉庫は、入庫から出庫までの作業工程にロボットや無人搬送車などを導入した。庫内設備のシステムを制御することで、入場車両の予約やナンバー認証など車両到着時刻に合わせて作業を管理できる。

 

 トラックの荷物はパレットごと有軌道台車(STV)に乗せて倉庫へ搬送した。パレットの積み荷は出荷量などをデータで管理し、出庫時もSTVで随時荷さばきできる。発送先ごとに仕分けやラッピング作業などは専用ロボットが担う。

 

 搬入出車両や庫内作業の自動化や効率化で、スマート工場型の物流モデルを構築した。省エネ設計でエネルギー消費量52%削減効果で「ZEB  Ready」を達成した。最新型N型太陽光パネルを大規模に敷設し、省エネと創エネも実現した。

 

 また、廃ペットボトルを使った自社開発のアスファルト改質剤「ニュートラック」を工場敷地内の舗装材に活用。アスファルトへの添加で耐久性が高まり、舗装路の長寿命化で資源循環と温室効果ガス排出抑制への貢献も実現した。

 

 優秀賞には加山興業(名古屋市熱田区)の使用済み太陽光パネルの適正処理リサイクル関連事業、奨励賞はイズミテック(豊橋市高師町)と三栄低温工業(同市花中町)が受賞した。表彰式は25日の通常議員総会後に行う。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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