道枝駿佑さんや生見愛瑠さんらが出演する映画「君が最後に遺した歌」の舞台となった蒲郡市では、ロケ地を巡るスタンプラリーが国内外から好評を博し、4月30日に幕を閉じた。市シティセールス推進室の職員は「聖地巡礼の影響力は想像以上だった」と驚きを隠さない。
映画は詩作をする男子高校生と、文字の読み書きが難しい「発達性ディスレクシア」を抱えるクラスメートの女子高校生とのラブストーリー。蒲郡市のほか豊橋市も舞台となっており、劇中には蒲郡市役所や竹島、豊橋駅などが、そのままの名称で登場する。
スタンプラリーは映画公開に合わせ、3月14日に開始された。市シティセールス推進室によると、4月28日時点で1773人が参加し、作品の世界観を楽しみながら蒲郡の新たな魅力を発信するとともに、地域のにぎわい創出につなげた。
また期間中、ロケ地となった市役所には連日多くのファンが来庁。中には香港や台湾など海外からの来訪者もいた。舞台の一つとなった観光まちづくり課の窓口では、ラリーに立ち寄ったついでに窓口で記念撮影をしたり、職員と映画について語り合ったりするなど、作品を通じた新たな交流も生まれた。
最終日の30日、同課を訪れた台湾出身のヨウさん(32)は「劇中に出てくる竹島を見てきたが、景色がきれいで感動した。憧れのシーンの窓口を実際に見ることができてわくわくした」と笑顔で振り返った。
市シティセールス推進室の金田汐織さんは「多くの人が蒲郡に足を運んでくれてうれしく思います。これからもロケ誘致に取り組みます」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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