豊川市の竹本幸夫市長は18日、豊橋市の新アリーナについて「計画存続に向けて、長坂尚登市長へ働きかけていきたい」と述べた。18日にあった定例記者会見での発言。
竹本市長は、豊川稲荷の秋季大祭の会場で行われていたアリーナ計画存続を求める署名活動に協力したという。「私はフェニックスの熱烈なファンで、アリーナは豊橋に建設してほしいと思っている。それによって東三河の交流人口が増えて地域にもプラスになる。あらゆる方法で長坂市長に働き掛けていきたい」と語った。【竹下貴信】
豊橋商工会議所の神野吾郎会頭は18日、豊橋市の長坂尚登市長に対するコメントを発表した。「現在進行中の事業を中止するといった地域経済が停滞を招くような判断をすることは、経済界として看過できない」として、新アリーナ事業の継続を求めている。
商議所は10月、市に産業関連政策と来年度予算編成に関する要望を提出。特に新アリーナ完成後の回遊性向上を図る取り組み推進を政策的要望事項として伝えた。神野会頭は豊橋公園東側エリアの整備は、地域経済への経済効果に大きな期待ができるとして、豊橋市だけでなく東三河地域全体の活力がみなぎる取り組みだと指摘した。
「豊橋まちなか未来会議」でも「三遠ネオフェニックス」の試合会場の熱気を例に挙げた。スポーツ観戦や地元チームの応援が地元への誇りや愛着につながるとし、デジタル化や人工知能の時代だからこそ、人間の力や人が躍動する姿に魅力価値が生まれると強調した。
そして今後の地域の発展のため「民間の団体や企業などともよく協議していただきたいと思います」と結んだ。【山田一晶】
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