【告知】12月15日に自動演奏楽器で「マケイン」のテーマなど6曲披露 豊橋工科高生徒らが開発

2024/12/15 00:00(公開)
豊橋工科高校の白井さん(左端)ら=豊橋中央図書館で

 県立豊橋工科高校ロボット工学科の生徒らが製作した「自動演奏楽器」の演奏会が15日、豊橋市中央図書館で開かれる。アニメ「負けヒロインが多すぎる!(マケイン)」のテーマなど6曲を披露する。2部制で、午前11時40分、午後2時40分に開演。入場無料。

 

 芸術ユニット「明和電機」などとの産学交流プロジェクト「コードネームツクバ」(2022年発足)の一環。スイッチで打ちこんだリズムを100ボルトの電流で出力するリズムマシン「コイ・ビート」の修理や開発などを通じて、ものづくりのアイデアを学ぶ。

 

 これまでは、楽器ごとに専用マシンがあり、狭い場所ではフルオーケストラでの演奏が難しい場合があった。そこで、今年は多くの楽器を使った難易度の高い楽曲に挑戦するため、一つのマシンで設定を変えればさまざまな楽器と接続できるタイプの機器を開発した。今回披露するのは「LOVE2000」「feel my soul」「明日も」など、アニメの主題歌や劇中歌など。木琴や鉄琴、トイピアノ、タンバリン、ドラムセットなど7種の楽器や照明を駆使し、楽曲を披露する。

 

 制作期間は半年以上。修理班や楽曲班など6人で活動してきた。3年の白井凱翔さんは「元の楽曲で出せない音があって、音階や音量のバランスを細かく調整するのが難しかった。夏休みや放課後もほぼ毎日やっていた」と振り返る。

 

 13日に閉館後の館内で総練習があった。演奏を終えると、関係者からは拍手が鳴り響いた。白井さんは「頑張ってよかった。演奏を通じて自動演奏にも興味を持ってもらいたい」と話した。

 

何度も微調整を重ねてきた(提供)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

最新記事

日付で探す

さわらび会 虹の森 蒲郡信用金庫 藤城建設 光生会 住まいLOVE不動産 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国