プロ野球セ・リーグ公式戦の中日ドラゴンズ対ヤクルトスワローズが13日、豊橋市民球場で開かれた。スタンドを埋め尽くす約1万5000人のファンが大きな声援を送った。
中日は、試合前の時点で首位阪神タイガースと5ゲーム差の5位。野手では上林誠知や岡林勇希、投手では松山晋也や松葉貴大らがチームを引っ張る。
始球式では元アイドルグループ「SKE46」の須田亜香里さんが登場し、球場から拍手が起こった。豪快なフォームで捕手の宇佐見真吾へ見事な投球を見せた。この日は、中日が三浦瑞樹、ヤクルトが田原市出身の小川泰弘が先発した。豊橋市出身の藤嶋健人もベンチ入りした。
中日ドラゴンズ東三河後援会は、バックネット裏に会員募集のブースを出した。向島宏典幹事長(50)は「天候にも恵まれ、無事試合が開催されて良かった。けがなく100%の力を発揮して勝ってほしい」と話した。六回から登板し無失点だった藤嶋に対しては「チームに勢いをもたらす投球だった」と話した。
名古屋市から来たという20代女性は小川の大ファン。毎回全国の球場を周っている。「豪快な投球を期待しています」とタオルを振って応援していた。
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中日は3点を先制され迎えた初回、2死満塁の好機で田中幹也の右前適時打で1点を返した。四回1死満塁では岡林勇希が右翼への犠飛を放って1点差に迫ると、五回にはオルランド・カリステ、山本泰寛、大島洋平の適時打で一挙3点を挙げ勝ち越した。
先発の三浦は4回3失点、藤嶋が六回から登板し無失点。抑えの松山晋也がリーグトップの13セーブ目を挙げた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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