日本舞踊の浅香乃流「一橋会」の発表会「舞の集い」が20日、新城市富岡の「富岡ふるさと会館」で開かれた。
1990年10月に豊橋市内で設立。家元の浅香乃紅慧さんをはじめ豊橋と新城で習う19歳~85歳の会員ら10人が1人2~4曲を演じた。
紅慧さんは、しなやかな美しい所作で「細雪」や「荒城の月」など4曲を披露した。
最年少の安形菜々さん(19)は、3歳から小学6年までと、高校2年生からの再開で延べ11年活動する。この日は3曲を披露し、うち長唄「鶴亀」は初上演だった。「不安だったけれど、何とか演じきれました」と感想を述べた。
設立当初から年初に舞初め会、夏には浴衣会を開いていた。新型コロナウイルス禍以降は年1回発表会を開催している。紅慧さんは「会員が元気である限り続けていきたい」と述べた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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