バスケットボール女子日本リーグ「Wリーグ」豊橋大会が11月29~30日、豊橋市総合体育館で開かれた。地元出身で「デンソーアイリス」の髙田真希選手が凱旋し、ファンの声援に体を張ったディフェンスや素早いシュートなどで応えた。日本代表で「トヨタ自動車アンテロープス」の山本麻衣選手や豊川市出身の「アイシンウィングス」の岡本彩也花選手らが素早いパスや華麗なドリブルを見せ、大勢のファンを沸かせた。
デンソーは1日目はトヨタ自動車に56対63で敗れたが、2日目は劇的な逆転で67対66で勝利した。
2日目のデンソーは第1クオーター(Q)で9点差をつけられたが、第2Qは24対22。第3Qは高田選手らの活躍で突き放し、56対49と7点リードした。しかし第4Qは相手の猛攻で残り0・3秒で逆転を許した。デンソーはタイムを取り「残り何秒でも諦めずに、と意識の確認ができた」と高田選手。ブザーと同時に相手のファウルでフリースローを獲得。川井麻衣選手が落ち着いて2本を決め、逆転勝利を収めた。
終了後、高田選手はセレモニーで「両チームのファンに感謝したい。県内には5チームがあるので、ぜひ今後も会場に足を運んで」と呼び掛けた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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