アウェーでのアルバルク東京との中地区首位決戦は、序盤から予想通り大激戦でした。フェニックスが激しいディフェンスから相手のミスを誘い速攻を決めれば、A東京も堅実なオフェンスで応じて譲りません。フェニックスは連続3点シュート(3P)で6点リードするも、A東京にインサイドで得点され5点を追って前半終了。互いに意地がぶつかり合う激しい攻防で譲らず激戦となります。津屋、ダジンスキーの3Pで逆転に成功すると、湧川の攻守に渡るアグレッシブなプレーで粘るA東京を突き放して82対72で勝利。A東京に勝率で並んだフェニックスが中地区首位に返り咲きました。
21日のレバンガ北海道との初戦は、出だしから思い切ったアタックで得点を重ねます。北海道も古巣との戦いとなる寺園選手の活躍で食らいつきますがフェニックスがペースをつかみ22点差とします。後半は寺園、ラモスの3本の3Pで13点差に詰められますが、大浦のブザービーター3Pでリードを守ります。佐々木のアタックや3Pで攻撃の手を緩めず102対78で勝利しました。
第2戦は序盤から得点を奪い合う接戦。連続3Pと激しいディフェンスからの速攻で9点リードして折り返します。後半はミスで北海道に主導権を握られ、高確率で3Pを決められ一気に逆転されました。ディフェンスのギアを上げて得意の速攻につなげ、粘る北海道を振り切り84対79で接戦を制しました。
日本人エースの吉井選手をコンディション不良で欠く厳しい状況で、若手の兪、湧川の両選手が成長を見せました。苦しい時間帯でも粘り強いディフェンスから持ち味を発揮してくれました。リバウンドには課題が残りましたが、修正してパワーアップした姿を見せてくれるはずです。
21日はキャリアハイの9得点、3アシスト、22日もアグレッシブなディフェンスでいい流れを作りました。吉井選手不在の中、兪選手のステップアップは大きな意味を持ちます。プレイングタイムに関係なくアグレッシブなプレーを見せてくれるでしょう。声援をお願いします。
次節28~29日は横浜ビー・コルセアーズとホーム豊橋市総合体育館で対戦です。年内最後の試合は互いに負けられない戦いです。スティールが多く、激しいディフェンスから相手のミスを誘い早い展開につなぐのが得意な両チームだけに、気持ちの部分が勝敗を分けるでしょう。泥臭く戦い続ける選手に、ホームの大声援で後押しをお願いします。試合はバスケットLIVEでも見られます。
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