バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は11月30日、豊橋市総合体育館で西地区首位の島根スサノオマジックと対戦した。試合終了間際に島根の3点シュート(3P)攻勢に遭い、79対85で敗れた。今季は12勝3敗となった。【加藤広宣、北川壱暉】
試合を通じて進一退の攻防が続いた。大浦颯太選手やデイビッド・ヌワバ選手らの得点で第1クオーター(Q)は5点リードで終了。2Qから島根ペースとなり、司令塔の安藤誓哉選手から外国籍選手を中心に内外から得点を許し、2点ビハインドで前半を終えた。
三遠は佐々木隆成、ヌワバ、吉井裕鷹の各選手が3Pを決める一方、昨季まで三遠でプレーしたコティ・クラーク選手や安藤選手らの3Pの応酬で苦しい展開となった。4Qで佐々木、吉井の両選手の3Pで同点に追い付く見せ場をつくったが、終了間際に連続3Pを決められ惜しくも敗れた。
2週間余り試合がないバイウイーク明けの初戦を落としたが、大野篤史ヘッドコーチは中盤以降のミスが重なった場面について「嫌なところで3Pを決められた。緊迫した試合展開ではミスした方が負け」と分析。今季の課題だった序盤の入り方は「負けはしたが、かなりよかった。目指すディフェンスのあり方もしっかりと表現できた」と評価した。
吉井選手は敗因について「得意の3Pで試投数と成功率ともに劣ってしまった。相手選手の癖を読み切れず、1対1とされる場面が多かったことで攻撃にも影響した」と悔しそうに語った。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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