豊橋市議会は1日、市役所で市民向け議場見学会を開いた。公募で5人の小中学生と保護者らが市議会の役割や仕組みなどを学んだ。
市民の日で選ぶ「一日市議会議長」の公募に応じた市民が対象。市内の小学生2人と中学生3人、その保護者ら12人が参加した。
議会事務局から市民のルールである条例を審議したり、市が施策に使うお金の使い道を決めたりする大切な役割について説明を受けた。参加者が考える市政の課題について、伊藤篤哉議長と近藤修司副議長とも意見を交えた。
本会議場の見学では議長席や市と議会の位置関係を知り、一般質問や採決のやり取りや手順などについても学んだ。
市立羽田中学校の平安小町さん(15)は「まちをよりよくする議員の仕事に関心を持った。教科書に載っていない仕事内容にも触れられた。市長も市議も市民の声を拾って施策に生かそうと活動しているのがよく分かった」と述べた。
伊藤議長は「将来のよき主権者を育てるため議会を知ってもらうことが肝心だ。時代の変化で議題も変わる点などを感じてほしい」と語った。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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