豊橋市内で20歳を迎える障害のある人たちを祝う「豊橋市障害者はたちのつどい」が11日、市総合福祉センター「あいトピア」で開かれた。
実行委員会と市社会福祉協議会、豊橋善意銀行の主催。「バリアフリーの会場で参加したい」「周囲に気兼ねなく出席したい」などの保護者らの要望に応え、1984年から毎年開く。
42回目の今回は、対象78人のうち23人が振り袖やスーツに身を包み、保護者らと出席した。山下徹実行委員長が「無理せずできることを探し、精いっぱい頑張って。これからの人生は長い。いろいろなことにチャレンジしてほしい」とエールを贈り、家族には「これからは支援者の気持ちで成長を助けてほしい」などと述べた。
市社協の加藤三男会長と善意銀行の荒木義男理事長が、激励の言葉とともに出席者に記念品の腕時計を贈呈。長坂尚登市長、伊藤篤哉市議会議長の祝辞の後、20歳を代表して渡邉翔央さんが「今まで支えてきてくれた多くの人たちへの感謝と恩返しを込めて、これからも自分でできることを増やし、自分らしく生きること、大人としての未来へ目標を持ち、歩み続けることを約束します」などと誓いの言葉を力強く読み上げた。
記念撮影後の交流会では、コメディーパフォーマー「トント」さんによるパフォーマンスなどで盛り上がった。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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