豊根村坂宇場の道の駅「豊根グリーンポート宮嶋」で3日、新しいテナントのレストラン「とよね食堂」がオープンした。代表の新木秀一さん(51)は「観光客だけでなく地元の人たちに親しんでもらいたい」と意気込んでいる。
レストランは道の駅がリニューアルオープンした2015年4月から「茶臼の里合同会社」が運営していたが撤退を決めて昨年12月27日で営業を終了した。村役場隣で「レストランみどり」を経営する新木さんが道の駅での営業も決意した。
串かつを乗せたダムカレーが人気だ。チョウザメ料理では「かつ重」「ザメ重(蒲焼)」のほか、かつと蒲焼、刺し身、軟骨揚げの「御膳」がある。新たに「豚にんにく焼き定食」も加えた。手頃な値段の日替わり定食(1000円)も準備する。併設する売店も運営し、村の特産品コーナーを設け、週末にイベントを催すという。
この日、開店前にリニューアルオープン10周年の記念式典があった。伊藤浩亘村長は、今年度中に三遠南信自動車道の東栄インターチェンジ(IC)と鳳来峡IC間が開通予定で、長野県内の国道151号の道路拡幅などで交通量が増えることを見据える。「道の駅としての機能が発揮され、多くの人たちでにぎわうことを期待します」と述べた。
道の駅は国道151号沿いで93年に県内最初の施設としてスタート。2015年にリニューアルした。改修後の来場者数は123万人(3月末現在)という。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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