豊橋舞台の短編映画披露 プロデューサー谷口さん、若者らとの制作振り返る

2025/06/30 00:00(公開)
3部作のゲストとともに記念撮影する学生ら=豊橋市の「ユナイテッド・シネマ豊橋18」で

 豊橋市を舞台にした映画作りに取り組む俳優兼プロデューサーの谷口由里子さんが、地元学生らと組んだ「若者参加型映像プロジェクト」で制作した短編映画が28日、豊橋市の「ユナイテッド・シネマ豊橋18」で上映された。谷口さんが関わった豊橋での3部作に続いて披露した。公開作品の舞台あいさつで学生らも登壇し、プロジェクトの感想を語った。

 

 移住から今夏で3年となる谷口さんが、過去3作品とともに活動の集大成として企画した。公募した学生9人が映画づくりのプロと一緒に制作現場を体験した。

 

 作品は谷口さんの脚本と主演で、監督には山岸謙太郎さん、銃撃シーンの特殊効果は納富貴久さんを迎えた。

 

 劇場では、谷口さんが豊橋で手掛けた短編映画の3作品を一般公開している。初回作品の「ひと駅、歩く」で主題歌「はじまりの糸」を歌う椋子さんと、「竹とタケノコ」で主演の清水尚弥さんとともに舞台あいさつで活動を振り返った。

 

 石黒慧水さんは「竹とタケノコを上映会でみて谷口さんの活動に関わりたいと思った。多くの学生がプロジェクトに参加した。今後の学生の活動も見守ってほしい」などと語った。

 

 2019年に市の映画祭で受賞したのを機に「どうすれば豊橋で映画が作れるか」を考え続けたという谷口さん。市内で飲食店を営む知人の協力で「豊橋市で映画を作りたい」とつづった手紙を掲示し、今の支援者の目に留まった。

 

 谷口さんは「一枚の手紙から豊橋での映画作りが始まった」とプロジェクトの短編に込めた思いを語った。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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