豊橋鉄道市内線で「推し電総選挙」が1月5日から エントリーは全16車両

2025/12/26 00:00(公開)
「豊鉄推し電総選挙2026」のポスター
「豊鉄推し電総選挙2026」のポスター

 豊橋鉄道は、市内線(路面電車)の開業100周年を記念し、人気車両ナンバーワンを決める投票企画「豊鉄推し電総選挙2026」を来年1月5日から開催する。3月31日までの約3カ月間にわたり、市民や鉄道ファンの熱い一票を受け付ける。

 

 エントリーしたのは、市内線を走る個性豊かな全16車両だ。注目は、豊橋を代表する全面低床車両「ほっトラム(T1001号)」や、全国的な知名度を誇る豊橋銘菓のパッケージを模した「ブラックサンダー号(802号)」。さらに、地元の名産品である「ヤマサちくわ(3502号)」や、競輪ファンにはおなじみの「豊橋けいりん(803号)」など、豊橋の街の顔とも言える車両が名を連ねる。

 

 市民の生活に密着した企業ラッピング車両も多数参戦する。「豊橋信用金庫(781号)」「サーラグループ(3501号)」「クックマート(783号)」「愛知ダイハツ(785号)」「メガワールド(787号)」などがラインナップされており、普段利用している「推し」の車両への愛着が試されそうだ。

 

  また、ラッピング車両だけでなく、往年の路面電車ファンには懐かしい「オリジナルカラー(3203号)」も候補入りしており、新旧デザインの対決も見どころの一つとなる。

 

 豊橋鉄道はウェブサイトなどで詳細を発信し、「あなたの『推し電』にぜひ投票を」と呼び掛けている。100年の歴史を彩る路面電車たちの頂点に立つのはどの車両か、結果に注目が集まる。

 

 市内線は1925年7月14日に開業。豊橋鉄道は7月1日からの1年間を「100周年記念期間」と位置付け、さまざまなイベントを開いている。

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山田一晶

1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。

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