林業と防災の連携策を考える講演会が13日、新城市の新城文化会館で開かれた。東三河流域森林・林業活性化センターの主催。「木材を活用する避難所運営」をテーマに、関連機関の担当者が取り組みを報告した。
木材を活用する避難所運営テーマに活動を報告
「ウッドトランスフォームシステム協会」副会長の長谷川泰治さんが活動を紹介した。日常ではフェンスやベンチなどとして使われる木材加工品を災害発生時に変形させて避難所でパーテーションなどとして活用させる「ウッドトランスフォーム」の取り組みを進めている。「パーテーションなどはスペースの確保が必要なため備蓄が大変だ。普段から活用できればその心配がない」と述べた。
協会では体育器具の跳び箱からベビーベッドに変形する商品を国内各地の小学校へ寄贈する取り組みも紹介した。
新城市の「杉生」は「東三河版ウッドトランスフォームシステム製品」の試作品を発表。山路陽平さんが普段はベンチとして使い、災害時の避難所では変形させて仕切り枠として活用することを提案した。
他にも県社会福祉協議会ボランティアセンター運営委員長の鈴木盈宏さんが被災地での自助と共助の重要性を訴えたほか避難者が癒やしを求めていることを報告。石川県能登町総務課危機管理室の山本秀明さんは能登半島地震での避難所で間仕切りや食事用テーブル、支援物資用の棚で木材活用の可能性を説いた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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