【競泳日本選手権】豊川高の沼田・小島、エース松下、卒業生西川に挑む 男子400個メでアジア大会狙う

2026/03/22 00:00(公開)
小島選手㊨と沼田選手
小島選手㊨と沼田選手

 開催中の「第101回日本選手権水泳競技大会」は9月に名古屋で開催されるアジア大会の代表選考会を兼ねている。豊川高校からは、昨年の世界ジュニア選手権でメダルを獲得した沼田頼人選手(2年)と小島夢貴選手(同)が出場。最終日の22日に行われる男子400㍍個人メドレーで、エース松下知之選手(東洋大2年)、豊川高卒業生の西川我咲選手(同1年)らの国内トップ層にどこまで迫れるか注目が集まる。

 

 昨年8月の世界ジュニアで同種目を制した沼田選手は「自分のベストが出せた。厳しい日程だったが良い経験を積み、心身ともにタフになれた」と振り返る。ライバルの小島選手を抑えての頂点には「最後は勝負になると思って臨み、勝ちきれたことは自信になった」と手応えを口にする。

 

 今大会に向け「自分の課題は前半のスピードが少し遅いこと」と分析。現在は、前半を速い状態で入り、そのスピードを維持して後半につなげる「スピード持久力」の強化に注力している。「目標はトップ選手に勝ち、優勝」と意気込む。

 

 一方、世界ジュニアで銀メダルの小島選手は「万全ではなかったが悔しかった。収穫と課題が見つかった貴重な経験」と振り返る。昨秋にはシニア大会のワールドカップ(北米)に参戦。3週間連続の試合に加え、食文化の違いや不眠に悩まされ「結果も出ず、精神的にもかなりつらい時期を過ごした。レベルが高いし、体格が大きいし、食事の取り方など、生活面の自己管理の大切さを学んだ」と話す。

 

 現在は持病の腰痛を抱えながらの調整だが、小島選手にはここ一番での「一発の速さ」がある。強豪の背中を追う展開が予想されるが、周りを気にせず、自分のレースをすることに集中する。最終的には「自分自身が頑張りきれるかどうか」だと自分に言い聞かせ、持てる力を出し切る。

 

 2人を入学時から指導してきた堀畑裕也監督は、教え子の進化を「沼田は無理なく泳げる型が身につき、バタフライや平泳ぎにゆとりが生まれた。小島は波はあるが、ここ一番で発揮する力は誰よりも大きい」と高く評価する。「若いゆえの伸びしろは誰にも負けない。さらに飛躍する可能性は十分」と期待する。

 

 競泳の日本選手権第3日は21日、東京アクアティクスセンターで行われ、男子200㍍個人メドレーでは松下知之(東洋大)が1分55秒71で制した。2位は小島夢貴で代表入りを確実にした。

西川選手
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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