蒲郡市出身で東三河を中心に大道芸人として活躍する「快斗」さん(34)は、人生の半分を大道芸にささげてきた挑戦として、極限の集中力とバランスが求められる「ローラーバランス縄跳び」のギネス世界記録に8日、蒲郡市民体育センターで初挑戦する。
快斗さんは、県立蒲郡高校2年生だった17歳の時に友人と一緒に市内の複合施設「フェスティバルマーケット」へ大道芸を見に行き、迫力のあるパフォーマンスに衝撃を受け、大道芸人を目指し始めた。その後、独学でジャグリングなどの技を練習し、3年生の時に高校ボランティア部員として市内の児童館で初めて披露したことをきっかけにデビューした。
卒業後は本格的なプロ活動を開始。今では「目の前の人を驚かせたい、笑顔にしたい」という一心で東三河各地のイベントや全国の教育施設などに赴き、非常に難易度が高い技「ローラーバランス」やジャグリング、マジックなどを組み合わせたスリルとユーモアあふれるパフォーマンスを披露している。
ギネス記録への挑戦は、これまで活動を支えてくれた地元に恩返ししたいと考えた快斗さん。長年にわたり取り組んできた大道芸の技術を通して蒲郡の名を世界に発信しようと、昨年12月にローラーの上に板を置き、その上で縄跳びをする大技を新カテゴリーとして申請した。
今年3月、申請がギネスに受理されたが、1分間に最低35回以上の縄跳びを成功させることが認定条件として課せられた。この技は、通常の縄跳びとは異なり、跳躍して空中にいる間に閉じた足を、着地でバランスを取るために開くという特殊な動きが求められ、成功には極限のバランスと集中力が不可欠だ。
また、今回の挑戦はギネスが指定する規定の道具を使用する。普段のイベントで使う幅30㌢の板よりも狭い幅24㌢の板を使用するなど、より不安定な足場でのパフォーマンスとなり、現在は仕事終わりに毎日5時間の練習に取り組んでいる。
当日は午後6時半に開始。挑戦には公正な審査が求められるため、利害関係のない第三者として鈴木寿明市長や壁谷幹朗教育長らが公式証人として立ち会う。
快斗さんは「成功させて蒲郡の名を世界に発信するとともに、市民に大道芸の魅力をもっと知ってもらいたい。蒲郡の人間が世界に挑戦する姿を見てほしい」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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