第61回「長篠合戦のぼりまつり」が5日、新城市長篠で開かれた。武将らにふんした恒例の合戦行列や火縄銃演武に加え、初企画として地元の書家によるパフォーマンスがあった。
1575(天正3)年5月にあった長篠城をめぐる攻防で戦没した武田勝頼軍と織田信長・徳川家康連合軍の将士の冥福を祈るまつり。
合戦行列は午前9時半に鳳来支所をスタートした。奥平貞昌軍を先頭に、家康、信長、勝頼の各軍の計15人が、甲冑(かっちゅう)や打ち掛け姿で長篠城跡まで約2㌔を練り歩いた。
長篠城跡であった式典でまつり奉賛会長の原田隆行会長と下江洋行市長のあいさつの後、参列者が焼香した。
長篠・設楽原鉄砲隊の火縄銃演武の後、午後0時45分から市内の書家、潤玲鳳(うるい・れいほう)さんが書道パフォーマンスを披露。長篠陣太鼓の演奏が響く中、縦1・55㍍、横2・65㍍の紙に穂が15㌢の筆を使って「長篠」と力強く書き上げた。
他にも市民有志「新城強右衛門久楽部(すねえもんくらぶ)」による岡崎市の岡崎公園から長篠城跡まで約58㌔を走る「戦国街道ラン」の到着式、武将なりきりコンテストなどがあった。
まつりでは市観光大使の、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の村上(マヂラブ村上)さんが初めて参加した。
村上さんは市内の中学、県立新城東高校(現新城有教館高校)、法政大学を卒業した後、相方の野田クリスタルさんとマヂカルラブリーを結成して吉本興業へ所属した。2024年4月から観光大使を務めている。
長篠城跡では合戦行列に合流して式典に参加した。続いて鳳来中部小学校児童らの歴史ガイドと、鳳来中学校生徒による「長篠合戦◯✕クイズ」のアシスタントとして出演して会場を盛り上げた。
ガイドでは小学生から長篠の魅力について問われると「間近でミツバチがシロツメクサから蜜を吸っている姿を見られる。東京ではあまり見られない光景です」と答えていた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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