県教育委員会は、子どもが保護者とともに校外で体験学習を行う「ラーケーションの日」について、今秋のアジア大会とアジアパラ大会の観戦に特化した特別枠を設けると発表した。従来の年3日に加え、新たに2日以内の「アジア・アジアパラ観戦特別ラーケーション」を新設し、年間で最大5日の取得を可能にする。
対象は名古屋市立を除く県内の公立小中学校、義務教育学校、高校、特別支援学校。この制度は、児童生徒が国際的なスポーツ大会を直接観戦することで、スポーツに親しむ心を育むとともに、国際理解や共生社会について学ぶ機会を提供することが目的だ。
特別枠の取得理由は両大会の競技会場での観戦に限られるが、従来の「ラーケーションの日」を利用して大会を観戦することも可能だ。
2023年度から始まった同制度は、家庭での主体的・探究的な学びを促進する全国的にも珍しい取り組みとして注目されている。大規模な国際大会の開催に合わせてさらなる柔軟な運用を目指す。
また県はアジア大会とアジアパラ大会で、県内の子どもと保護者を対象とした無料招待事業「ファミリー招待」を実施すると発表した。子どもたちに世界トップレベルのアスリートの躍動を間近で体感してもらい、スポーツの価値や多様性を学ぶ機会を提供する。
招待の対象は、県内在住か県内の学校、幼稚園・保育園などに通う2008年4月2日以降に生まれた子どもとその保護者。募集人数は、アジア大会とアジアパラ大会のそれぞれで2026組ずつとし、1組あたり最大4人まで、総計で最大1万6208人を招待する。
対象競技は、アジア大会が36、アジアパラ大会が14の予選などを中心に構成される。ただし、先行販売が始まっていない陸上競技などのチケットは対象外となる。
申し込みは31日午後11時59分まで、専用のウェブサイト=QRコード=で受け付ける。希望する競技を第3希望まで選択する方式で、応募多数の場合は抽選となる。当落結果は6月下旬頃にメールで通知され、当選者には8月上旬頃に紙のチケットが郵送される予定だ。
大村秀章知事は「ファミリーで応募し、思い出に残る大会としていただきたい」と話している。
問い合わせは「ファミリー招待事務局」(052・684・4456)へ。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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