豊川用水の節水対策が続いてることを受け、県学校給食会は6日、豊橋と豊川の両市の学校給食で今月27日から無洗米を使用すると発表した。期間は5月分まで。米飯メニューを導入した1977年以来初めてという。
水道水による洗米工程を必要としない無洗米を使うことで、節水につなげるのが狙いだ。3月9日に県学校給食会と東三河5市で協議した。その結果、米飯メニューを県学校給食会の委託工場で炊飯している豊橋と豊川の両市が無洗米を導入することに決めた。蒲郡市は工場が大府市で区域外となる。新城と田原の両市は給食センターでの炊飯のため現状を維持する。
県学校給食会によると、給食で提供される白米は豊橋市では1日最大約3万1000食、豊川市は約1万5900食で、節水効果は豊橋市が1710㍑、豊川市が600㍑という。
また、洗米を必要とする通常精米より玄米の使用量が多くなる。このため中学生は1食あたり約3円上がる。値上がり分の半額は県学校給食会が負担する。洗米工程を省くための委託炊飯工場の設備改修費用も県学校給食会が負担する。
無洗米の使用は5月分までだが、状況によっては延長する。また節水対策が緩和されても当初の計画量を使い切るという。
豊川水系では3月27日から第7回節水対策(水道30%、農業用水と工業用水各50%)を続けている。
水資源機構豊川用水総合管理所によると、宇連ダムの貯水率は3月17~27日はゼロだった。今月6日午後2時10分時点で31・4%まで回復した。30%台は昨年10月29日以来。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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