「剣理人倫 我外皆師」〈85〉「この一瞬を全力で 光り輝け」

2026/03/28 00:00(公開)

 毎週原稿を寄稿しているので1週間が早くてあっという間に1カ月が終わります。もう来週から4月ですので1年の四分の一が過ぎたことになります。新聞が届いた時は桜も満開になっていると思います。心配なのは水不足です。

 

 長く続いたサービスがこの3月で終了するものがあります。タウンページや104番号案内です。昔は活用していた方も多いですが、時代の流れで最近は全然利用せず、需要も少ないので仕方ないですが、昭和がますます遠くなります。その反比例でスマホはわずか10数年で社会基盤となりましたが、マナーの問題はずっとそのままですね。それにスマホは人間の集中と時間をどんどん奪っています。

 

 春は始まりの季節で、祝福のなか卒業や進学・就職を通じて新しい世界に意気揚々と飛び込む人は多いです。昨春学校を卒業して企業に就職した新社会人も「新」がとれて2年目社員となります。娘も最近は全国各地の支店を回っているみたいですが、相変わらず連絡もないので便りの無いのは良い便りと勝手に解釈しています。

 

 毎年その時代の社会情勢や教育環境を反映した呼び名が新社会人にはつけられますが、昨年度は「変化を呼び込む!新紙幣タイプ」でした。高いITリテラシーと多様性を受け入れる柔軟性を持つ一方で、対面コミュニケーションに課題を感じる傾向があるというのが呼び名の特徴でした。

 

 混迷の時代といえる今日、物価高にエネルギー爆騰、少子高齢化に人手不足などの問題が未解決のまま年月だけが過ぎていきます。このような不安定期が続くからか公私の区別をつけられなかったり、自己中心に陥る人が増えています。是非新年度からは、相手の立場になってものごとをとらえる人になってほしいです。

 

 この「仁」の思想を説いた孔子の時代からも、他者の喜ぶ顔を見ることを自分の喜びにできる人が真の成功者だと伝えられています。この時季まわりの景色は光り輝いています。意志の強さは引き締まった口元に出ます。あとは自分の能力を疑わずに突っ走るだけですよ。今年度は新社会人にどのような呼び名がつくのか楽しみですね。

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