豊川稲荷で21日、「初午祭(はつうまさい)」が執り行われた。砥鹿神社が協力し、流鏑馬(やぶさめ)で活躍する6頭の馬が表参道を行列して盛り上げた。規模の大きい寺院と神社が協力して祭事を営むのは珍しいという。
今年11月、72年ぶりに豊川稲荷で御開帳が開催されることを砥鹿神社も一緒になって盛り上げようとタッグを組んだ。6頭の馬は砥鹿神社を参拝後、約4㌔の道のりを歩くなどして移動し、大勢の参拝客が見守る中、約200㍍の表参道を進んだ。境内に入ると、豊川稲荷の福山憲隆住職も列に加わり、馬や砥鹿神社の岩崎和夫宮司らとともに歩いた。その後、装束に身を包んで馬に乗った小学生らが本殿に入り、初午祭の祈とうを他の参拝客と一緒に受けた。またこの日のために用意した、豊川稲荷で時代を超えて保管されてきた古銭を入れた「福銭」も人気を呼んだ。
岩崎宮司は「全国に名前が知られる豊川稲荷に、三河一宮の砥鹿神社が協力し、神仏習合で御開帳を盛り上げたい」と話した。豊川稲荷側は「周囲の皆さんが協力してくれ、御開帳を盛り上げてくれるのはありがたい」と述べた。
初午祭は、立春を過ぎた最初の午の日に行う商売繁盛や豊作を願う祭事。一般的には新暦で行うことが多いが、豊川稲荷では旧暦で開催している。これまでは稲荷内の行事としていたが、今回は御開帳のPRも兼ね、規模を拡大した。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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