豊橋市は窓口業務や問い合わせ電話などの応対時に職員が受けるカスタマーハラスメント(カスハラ)を防ぐため、該当行為の例示や具体的な対応方法などを示した基本方針を定めた。東三河では田原市に続く指針策定となる。
基本方針では、質の高い行政サービスや市民福祉向上のため市民や事業者の意見や要望には真摯(しんし)に向き合う一方、度を超えた行為への毅然(きぜん)とした対応を示した。
市の定義では、市民や事業者らによる職員への言動▽職員の業務性質などを踏まえた社会通念上の許容範囲を超える行為▽職員の就業環境を害する行為―のすべてを満たすものを認定する。
国や県の標準事例に従い該当行為として、身体的な攻撃▽人格否定や精神的な攻撃▽威圧的な言動▽継続的でしつこい言動▽対応不可能な要求▽不当な損害賠償要求―など9項目に分類した。SNSで中傷したり、電子メールをしつこく送りつけたりするなど具体的な事例も挙げた。
該当行為への対応策として、必要に応じた録音や録画、疑わしい行為や犯罪行為などへの措置なども盛り込んだ。
昨年6月の法改正で必要措置を講じる規定が盛り込まれたのに伴い策定した。市は「具体的な被害状況は把握していないが、該当事例がないともいえない」との認識を示している。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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