県立新城有教館高校グリーン・アニマル系列の3年生11人が、熊対策を考える学習を始めた。熊を人里に寄せ付けないよう「すみ分け」を実現するため、新城市内のモデル地域で、放置された柿と栗の樹木の位置情報を示すマップづくりに取り組むことを決めた。
生徒は畜産関係の人材育成コースの受講者。6日は、人間環境大学環境科学部の江口則和准教授を講師に迎えた。
江口さんは熊対策について「集落に近づけないための対策が必要。駆除に頼るだけでは労力的に現実的ではなく、生態系へ悪影響を及ぼす可能性もある」と指摘。畑で規格外の作物をそのままにしないといった管理の徹底に加え、各集落で放置されている果樹への対策も重要だと強調し、「空き家となって管理されていない果樹が増えている。それも熊の餌となってしまう」と説明した。
今後は新城市内でモデル地域を定めて、自治会長らに調査協力を依頼する予定。生徒たちは12月に開かれる鳥獣害フォーラムでの発表を目指す。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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