豊川の金屋小で「K1グランプリ」

2017/02/15 00:00(公開)
空気の抜けたボールのドリブルに挑む児童ら=金屋小学校で
 豊川市金屋小学校(小島修校長)で、児童主催による障害物リレー「K1グランプリ」が開かれている。今年度初の取り組みで、14日は1年生と5年生児童が参加。学年を超えた絆が生まれている。
 昼休みの体育館が、あの格闘技大会も顔負けの熱狂の場と化した。4人1組でジェスチャーゲーム、玉入れ、空気の抜けたボールでドリブルなど4種目に挑戦。金屋(K)の一番を決めようと、児童会がタイムを計って順位を競い、子どもらは同級生の声援を背に夢中になった。
 今年度の児童会スローガン「みんなでつくろう楽しい学校」を再現するため、5、6年生7人でなる児童会スタッフが競技内容などをすべて考案。昨年10月に続く後期の開催で、今月9日に2、4年生が参加し、来週23日には3、6年生が行う。1位チームは学年集会で児童会から表彰を受ける。
 学年を超えて触れ合う貴重な機会にもなり、下級生向けにはジェスチャーゲームのお題を簡単にしたり、空気の入った弾みやすいボールを使用するなど配慮。児童会の北村矢(あろう)君(6年)は「みんなと協力して、小さい子も楽しめる内容にできた」と話した。
(由本裕貴)
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