レジェンド対決、フェニックス惜敗

2017/03/13 00:00(公開)
相手選手を振り切ってシュートを決める三遠・鈴木。後方右は北海道・折茂=豊橋市総合体育館で
 プロバスケットボールの三遠ネオフェニックスは12日、ホーム豊橋市総合体育館でレバンガ北海道に痛恨の逆転負けを喫し、連敗を喫した。リーグ最年長で日本バスケ界の「レジェンド」と呼ばれる北海道の折茂武彦(46)には2日間で18得点を許した。
 声援が悲鳴に変わった。試合は残り3秒。スコアは71-70で三遠の1点リード。オルー・アシャオルがフリースローを2本外すと、ボールを奪った北海道の桜井良太が残り1秒でジャンプショット。大きな弧を描いたボールは無情にもゴールに吸い込まれた。劇的なブザービーターで、三遠はほぼ手にしていた白星を逃した。
 前日は残り4秒でファウルからフリースローで決勝点を許し、72-73の1点差で勝利を逃した。藤田弘輝ヘッドコーチは「2日間、もったいない負け方をした」と肩を落とした。
 46歳の折茂にはスクリーンを巧みに使われ、10得点を許した。前日は同じ40代選手として折茂のマーク役を務めた大口真洋(41)は「やっぱりシュートは日本で一番素晴らしい。でも自分の方が動けるはず。自分もまだまだ頑張れるなと思った」と刺激を受けた。
 チーム一筋19年。フェニックスのレジェンドこと大口。この日は母体のオーエスジーの社員も大勢観戦に訪れた。痛恨の敗戦にも、選手兼コーチとして「成長するにはこれ以上ない効き目のある薬。失敗を乗り越えていくしかない」と前を向いた。
(由本裕貴)
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