豊橋市が市内就職後押しへ地元企業をポスターで紹介

2017/05/12 00:00（公開）

社会政治・行政キャリア・教育

地元企業の魅力を伝えるポスター=愛知大学豊橋キャンパスで

　若者に地元企業を知ってもらおうと、豊橋市は、企画展「ポスターからのぞく、地元企業／豊橋市の魅力展」を豊橋市町畑町の愛知大学豊橋校舎で開いている。豊鉄グループや本多電子など、豊橋、豊川、田原、岡崎４市の企業のＰＲポスターを展示し、地元で働くことの可能性ややりがいを感じてもらう。市内３大学のキャンパスで順次開催する。
　背景には、若者世代の人口流出がある。２０１５（平成27）年、市が市内の豊橋技科大、愛知大、豊橋創造大の最終学年の学生と大学院生らを対象にした調査によると、就職予定地が市内の学生は16・４％と低く、さらに市内で下宿している学生では３・３％にとどまっていた。
　企画展では、豊橋市役所をはじめ、超音波総合メーカーの本多電子（豊橋市）や雑貨店「オンセブンデイズ」を経営するアイレクスリテイル（豊川市）、中古車販売などの渥美モータース（田原市）など９～12社のポスターを飾り、魅力を伝えている。
　愛大は18日まで。豊橋技科大は22～31日、豊橋創造大では６月５～14日で展示する。
（飯塚雪）

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